2017年6月29日木曜日

常識ではあり得ない中国の裏側 陳 破空

「中国人だからよくわかる」というサブタイトルに偽りなし

 著者の陳 破空 氏は、在米民主化運動リーダーであり、
かつては天安門事件に呼応し、広州での民主化運動を主導した方。
その結果、4年半もの獄中生活を経験されています。

 本書は「リアルチャイナ」と題して、1~60までのトピックスを取り上げます。
各章は簡潔にまとまっていて読みやすく、あっという間に読見終えました。

 特に印象深かったのは、鄧小平についての章です。
リアルチャイナ51では、「本当は何もしていない改革開放の父」と題し、
鄧小平を斬って捨てます。
 「鄧小平はただ「経済改革を支持」しただけで、とくに経済改革を
設計したり主導したりしたわけではない」(p186)と述べ、
日本人が思い抱く、鄧小平は先見の明がある、と何となく考えている虚像をはがします。

 中国の実像を掴むという意味でも、非常に面白い本ですので、
ぜひ一読をお勧めいたします。




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