2017年5月7日日曜日

トランプ革命で甦る日本 西村幸祐, ケント・ギルバート

トランプ政権誕生後の日本のとるべき道を探る

 保守派の論客として名高い西村幸祐氏と、
日本応援団長とも言うべきケント・ギルバート氏による対談形式の本となります。

 本書の論旨を一言でいえば、トランプ政権誕生により、
日本は防衛を中心とした分野でより多くの負担を求められる、
しかし、これがむしろ日本が真の独立国となるチャンスである!
と言ったところでしょう。

 ケント氏の述べている
「自立した国家になっていただいて、素直にみなさんが喜び合える、
そういうオリンピックにして頂きたい。
ですから、第九条の改正というのは二〇二〇年の東京オリンピックの為の
準備の一部なんですよ。」(p218)
という言葉に本書の提言が凝縮されているかと思います。

 もちろん、その結論に至るまでに、マスコミが選挙結果を誤った背景
(ヒラリーが勝つと大外れの予言を行ったマスコミ)や
超大国アメリカの衰退の分析といったところにも読むべきところは多いです。

現在の日米関係の問題や日本の進むべき道を今一度考えるには良書と思います。

 本書の目次は以下の通りです。

【目次】
序章 トランプ「大逆転」の舞台裏
第一章 日米関係のメルクマール
第二章 グローバリズム vs. 国家の復権
第三章 超大国アメリカの衰退
第四章 トランプ就任後の世界秩序1 中ロ脅威論のウソ
第五章 トランプ就任後の世界秩序2 EU解体とイスラムへの対応
第六章 トランプ就任後の世界秩序3 海洋国家・日本の地政学
第七章 戦後体制の終焉と21世紀の「脱亜論」
終章 甦る日本と2020年東京オリンピック

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