2020年5月3日日曜日

誰も書けなかった日本の経済損失 上念 司

項目毎に日本の経済損失がいくらかを計算する試み


本書は日本が被っている経済損失が一体いくらなのか?
この辺を計算してみようという本です。

例えば、サービス残業やダラダラ会議が無駄であることは誰もがわかっていますが、
それが一体日本全体でいくらのロスになるのか?

この辺をきっちりとまとめた本は少ないので、
面白い試みかと思います。

本書は以下のような3部構成になっています。

第1章 生活・仕事に蔓延する損失
第2章 企業戦略・社会政策がもたらす損失
第3章 国家の戦略による損失

個人的には第1章が面白かったですね。
サービス残業やダラダラ会議に加えて、
ひきこもり、飲酒などの損失を分析しており、
考え方は参考になる部分が大です。

なお、本書のデータについてはインターネットの無料情報が中心とのこと。
従って、無料の情報だけでもこれだけの分析ができますよ!
という意味で参考になる部分と、
計算方法が結論むりやりかな?
と言う部分が混在している感じです。

ただし、計算方法・考え方がきちんと明示されていますので、
マクロ的な経済センスを磨くには参考になる本かと思います。

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