2020年4月11日土曜日

決定版 日本書紀入門――2000年以上続いてきた国家の秘密に迫る 竹田 恒泰, 久野 潤

日本の原点が「日本書紀」にあることを痛感


本書は、明治天皇の玄孫にして旧皇族の竹田恒泰氏と、
軍事史・艦内神社研究家の久野潤氏による対談本です。

本書で強調されているのは、
日本書紀が今でも日本の正史であるということです。
日本の原点を知らずして日本を語れるのか?
本書を通読すればそのことを痛感致します。

個人的に印象深かったのは、
ハッピーマンデーという愚策への反論。

たかだか3連休を増やすという思惑だけで、
本来の祭日の意味を失っては元も子もありません。
最近では旗日という言葉もあまり聞かなくなりました。

祝日のほとんどが日本書紀を土台としたものであり、
それでは祝日は何故会社や学校が休みなのか?
それは

「学校行っている場合じゃない、
会社で働いている場合じゃない特別な日だからです」
(p57)

なのであり、この意味をやはり今一度見直す必要があるかと思います。

本書は対談本であり、また、入門書でもあるため、
日本書紀の細かな内容までは立ち入っていませんが、
まさに今、日本書紀を読むべき理由というものが浮かび上がってきます。

日本書紀そのものにいきなりチャレンジするのは難儀ですので、
本書をとっかかりとして原文に当たるのが、
日本書紀を理解する近道ではないか?
そんな風に思います。

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