「定年バカ」待望の続編
本書の基本的なコンセプトは世間に蔓延る「定年本」を痛快に斬ること。
これにつきます。
前作に引き続き、その爽快は筆致は健在です。
定年をテーマに書かれた本は昨今恐ろしい勢いで書かれていますが、
その本の多くが「生涯現役」だったり、「働くことが生き甲斐」みたいなもの。
そういう無駄な本を読まなくてすむのも本書のメリットですかね?
「人生100年」とか「老後あと2000万円必要」とか、
よくもまあ不安を煽る常套句をこれでもかと考えだすものですが、
この手の本は読んでハズレが多いのも確かです。
定年後なんか「自分の好きにすればよい」という筆者の主張はシンプルですが、
前著に比べても説得力が増しているような気がしますね。
一点、前著とのトーンが変わったのが最終章です。
筆者は脳梗塞で倒れたそうですが、そのせいか死が身近になったとのこと。
ただその辺りを悲観的にならずに、
淡々とした筆致で書かれているのは流石といったところです。
あっ、ちなみに定年関連本でも褒めている本はありますよ。
そういった本は自分でも読んでみたいと思いますね。
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