中国共産党入門として最適
本書は中国共産党結党以来の100年間を、
平易な言葉でコンパクトにまとめた本です。
タイトルの「日本人のための」という言葉通り、
日本人にはあまり馴染みのない中国共産党について、
主だった事件を通して理解できるように書かれています。
本書の目次は以下の通りです。
1章 なぜ、共産党は内外の戦争を克服し覇者になれたのか?
2章 なぜ、毛沢東が希求した「理想の国家建設」は挫折したのか?
3章 なぜ、毛沢東は「文革」を掲げて粛清と弾圧をくり返したのか?
4章 なぜ、鄧小平は「脱・毛沢東」を果たせなかったのか?
5章 なぜ、江沢民と胡錦涛は中国を「超大国」に導けたのか?
6章 なぜ、習近平は個人独裁への道を邁進するのか?
1911年の辛亥革命から2019年香港民主化デモ発生まで、
中国共産党が何を考えてチャイナを統治してきたか、
その辺のことを理解する一助になるかと思います。
この類の本の宿命ではありますが、
各々の出来事を深く掘り下げるには限界がありますが、
知識の整理や入門書的に読むには良い本かと思います。